大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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負の感情から離れることが、成功への近道?

人間は感情の動物である

 

よく「人間は感情の動物である」と言われる。その時の感情を大切に行動するということだと思われますが、良い意味でのプラスの感情に基づく行動ならば、基本的には、それも良いと思います。

 

しかしながら、怒りや悲しみといった「負の感情」については、それが自分自身のストレスになり、疲労感がでてきて、最終的には、自分の活動意欲を失わせることにつながります。その結果、「行動しない状態」の時間が増えるので、なかなか良い成果が出にくくなってきます。

 

また、「負の感情」に基づく行動、例えば、怒りに任せた他の人を怒鳴りつけたりする行動は、必ずマイナスの影響を及ぼします。怒鳴った方は、忘れてしまいがちですが、怒鳴られた方は、いつまでも覚えているので、何かの拍子に、それが自分に対してマイナスの結果として返ってきます。

 

「負の感情」を引きずった状態になると、それまでに継続的に行っていたことも、そこで中断するような状況になりかねないです。

 

例えば、毎日、Yutubeなどで英語のヒアリングを30分行うことを続けていた時に、突発的な出来事によって、「負の感情」が発生し、それを中断したとします。

 

一度中断してしまうと、ずるずると行わない時期が続き、再開するまでにかなりの時間を要することになったり、あるいは、そこで止めてしまうことになったります。

 

「負の感情」を消すことは、すぐに難しいですので、自分の好きなことをして、「負の感情から一時的に離れる」とよいと思います。

 

負の感情から距離を置いた理性や意思による行動

 

「負の感情」から距離を置き、理性や意思に基づく行動を取れるようになれば、継続性のある行動を取れるようになってきます。

 

その結果、安定的な成長をもたらし、長期的には、人生が必ず良い方向を向かっていきます。人によって解釈は変わってくると思いますが、試行錯誤しながら長期に物事を継続することは、非常に良い効果があります。

 

長期に継続できたという自信が出てくると共に、その自信が次の積極的なアクションに繋がっていき、新しい経験を積むことが出来るようになります。

 

すると、次々と実績が上がってくるので、スパイラル的に実績→経験と積みあがっていくことになり、より強い自信も出てくると思います。

 

負の感情が一番いけない点は、行動しにくい状態を作り出してしまうので、新しい経験を積みにくくなり、停滞する状況を作り出してしまうことです。